kigokoro


第2問
正解!!

これは見たまんまで正解です。葉が多い方が元気そうで、葉が少ない方が元気なさげです。専門家でなくても「元気なさそうだな」という感覚は、だいたいあってます。

解説
木は、葉がないことには生きていけません。みなさんはごはんを食べないと生きていけないですよね。そのごはんを木は葉っぱで作って得ています。葉で光合成することが収入とすれば、花を咲かせたり実をつくったり、呼吸したりするのは支出です。(ちなみに「光合成」という言葉は最近は中2で出てきます。)

木は必要な葉を出しているので、無駄な葉は出しません。よく植木屋さんが枝を切って(剪定)手入れするのは、大きさを抑制するためです。もしくは見栄えのため。(枯れ枝を切るのは木にも利益があります)。小さな庭でどんどん大きくなったら、こまりますよね。

また、林業で下枝を切るのは、枝があると加工しにくい材になるので、「枝打ち」をしているのです。この辺よく混同されますが、生きている枝を切られて喜ぶ木はいないと思うんですよねー

木はある程度大きくなったら、実をつけます。ただ毎年実をたくさんつけることはありません。木は長生きできるので、そんなに急がなくてもいいのです。木は枯れる前に大量に実をつけることもあります。(実をつける体力も残ってない木はそのまま枯れます)
果樹などは、剪定をして「やばいよー」と木を焦らせて、毎年実をつけさせます。ぬくぬく育てると毎年実をつけてくれません(脅しすぎはダメですが)。 ただ、同じ樹種なのに、何もしないのに毎年たくさん実をつける木がいたり、イイ感じで脅しているのに、どうしても実をつけないという木もいます。そういうタチとしか言いようのない例もあります。



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